作文を書こうと思ったときに、まず最初に迷うのが「です・ます調」で書くのか「である調」で書くのかってことだと思います。
これ、本当に迷いますよね。うちの場合は、迷った末に先生に確認しました(苦笑)
先生の答えは「です・ます調」でOKとのこと。書きやすい方で良いということです。
おそらく書き慣れていない「である調」では不要なミスや混同を起こす可能性があるからってことだと思います。
あくまでもおとーさんの考えでは「作文」とされているなら「です・ます調」で書いて、「小論文」とされているなら「である調」で書く。くらいの認識です。あくまでもおとーさんの基準なんですけどね。
さて。1作目のテーマは実際に志望校で出題されたテーマです。指定文字数は800文字〜1000文字です。
おとーさんは専門家ではないので細かい解説なんてできないので、書いたものをそのまま記載しておきます。
『情報化社会を踏まえて、コミュニケーション力を高めるために大切にしていくこと』
現在の社会は情報化社会が急速に進展し、私たちの身の回りは多くの情報で溢れています。中でも、ラインやツイッターなどのメッセージをやり取りするSNSは、私たちが小学校低学年のころに始まり、十年ほどで生活に欠かせないサービスとなりました。学校にいない時間であっても、メッセージのやりとりが可能になり、友達とのコミュニケーションの多くをSNSを利用してのコミュニケーションが占めています。そんなSNS主体のコミュニケーションの社会で私たちが大切にしなければならないのは、相手の気持ちや、やり取りの結果を想像する力と、情報の内容や取り扱いをよく考え判断する力だと考えます。なぜなら、SNSでは相手が目の前におらず、表情や雰囲気から伝わるニュアンスを知ることができません。また、SNSでは正確ではない情報が行きかうことも多く、自分自身が誤った情報を伝えてしまう可能性も大きいからです。
昨年の夏に発生したあおり運転の事件では、ドライブレコーダーに記録されたその様子と同乗していた女性の顔写真が、SNSを通じてあっという間に世間に広がりました。しかし、その顔写真はまったく別人の写真でした。「拡散希望」と添えられた女性の写真は、ある市議も拡散しており、多くの人が本人だと信じ、早く捕まってほしいとの思いから次々に拡散されていきました。しかし、拡散した人たちがこの情報に触れたときに「本当本人なのか」「もし違っていたら、間違えられた人はどうなってしまうのか」「この写真を拡散することに本当に意味がるのか」ということをもう少しだけ時間をかけて考えることができれば、間違えられた女性を傷つけることをせずに済んだかもしれません。このような誤った情報の拡散は、友達同士でのやり取りでも起こる危険性が大きいと思います。冗談のつもりで送ったメッセージが誇張されて広まってしまったり、人に知られたくない情報が広まってしまうこともあります。ほんの少しでも相手の気持ちと結果を想像し、情報の真偽や必要性を判断することができれば、そんなトラブルを防ぐことができると思います。
高校生になると、今までに比べ交友関係も広がり、SNSを利用したコミュニケーションの重要性はさらに高まります。私は、情報に安易に反応せず、一呼吸置く時間をとるようにすることで、情報を正しく理解し利用することでコミュニケーション力を高めていきたいと思います。