これ、micro:bit(マイクロビット)って言う小さなマイコンボードです。
イギリスの国営放送局BBCが中心となって開発したもので、子どもたちの情報教育に使用されるツールです。イギリスでは11歳から12歳の子供には無償配布されているそうです。
日本でも2020年からプログラミング教育が必修化されます。各地でプログラミングの塾がたくさんできていますが、どこも結構いい値段がするコースばかりなんですよねぇ(汗)
ところが、このマイクロビットなら2000円から始められちゃいます!
しかも、温度センサーや加速度センサーなどのいろいろなセンサーがついてて、小学校や中学校の理科の時間に行う実験にいろいろ使えそうです。
プログラミングは今流行のブロックタイプのもの。これはマイクロソフト社が提供していてもちろん無料です。
試しにさくっと作ってみたのがこれ。
LEDの表示が見づらいですが、ボタンを押すと音楽がなって、LEDにハートとニコちゃんマークが表示されます。
マイクロビットには信号を出力したり入力したりする端子があって、いろいろな工作ができます。
モーターなどを揃えれば、今流行りのロボット工作なんかもできます。キットもいろいろ発売されていますしね。
このマイクロビット。正直なところ子供だけでイジってても、ボタンを押して画面にアイコンを表示させたり音を出したり……。で、すぐに飽きちゃうと思うんです。
でも、最初に少し大人がコツを教えてあげれば、いろいろなアイデアが実現できる機能が満載で、可能性が無限に広がりそうな気がするんです。
僕が初めてパソコンに触れたのは小学6年生の時。当時はまだパソコンなんて珍しくて、小学校にやってきた5台のパソコンをクラスのみんなで交代で触ったのを覚えています。
そして、その時にファミコンなどとは違って、自分の命令でただの箱がいろいろな画面を表示する事にすごく感動したのを今でもよく覚えています。
マイクロビットに初めて触った時、その時に似た感動がありました。
何もしなければ、ただの小さなカード。だけど、アイデア次第でなんでもできる魔法のカードになりそうです。
しばらく、童心に帰ってグリグリいじくりまわす日々が続きそうです(笑)