2018年5月2日水曜日

関ヶ原の戦いを肌で感じる

思いっきり空振りしてしまった醒井宿の梅花藻(→コレ)のリベンジをするべく寄り道決定した関ヶ原。

関ヶ原と言えば天下分け目の戦いとして有名ですよね。
せっかくなので、その関ヶ原の戦いが開戦された場所へ。


関ヶ原には各史跡が巡れるように案内板があります。
そして、ここが開戦地。



な、なんもね〜(笑)

田んぼが延々と広がるばかり。


となりには「小西行長陣跡」があるけど、簡単な案内があるだけ。

あの有名な「関ヶ原の戦い」が行われた場所だから、もっと観光名所的な感じで整備されているのかと思ってたけど、そうでも無いみたい。

でもね。


史跡の位置図や布陣図と見比べながらだだっ広い風景を眺めてみると、「あぁ、ここで歴史が動いた戦いが行われたのか」って不思議な気分になります。

一枚目の写真と二枚目の写真には西軍の石田三成と東軍の徳川家康の陣の場所が映ってます。




意外と遠い、というか広いエリアで戦ってたんだなぁ。3kmくらい離れてるかな?
最終的には家康が目の前まで迫ってきたらしいけど、馬と人の足しかない時代にこの広いエリアで数万人の人が戦った風景を想像すると何か凄いな。

せっかくなので徳川家康の陣地も見に行くことに。
まずは、徳川家康が最初に着陣した場所。



すぐ隣はガソリンスタンド(汗)



徳川家康が座った石と、机の代わりに使ったら石。……らしい。ホントかなぁ(笑)
いや、これぜったいここを整備する時に動かしてるでしょ(笑)

ここからじゃ、良くわかんないから近くへGO!ってなったらしいです。

で、向かったのがここ↓


今は大きな公園になってます。
ここは隣に歴史博物館があって、少しだけ観光地っぽくなってます。レンタサイクルもあって、歴史好きの人はここから史跡巡りをするみたいですね。


徳川家康が戦いに勝利を収めた後に首実検を行った場所。
ここに敵武将の首が並んだわけですね。うーん、戦国の時代の戦とは言え、要は戦争。やっぱり戦争は良くないな。

さて、空振りの梅花藻のリベンジで急遽訪れた関ヶ原。何もない所かと思ったけど、変に観光地化されていないからこそ、リアルにその歴史に触れる事が出来たような気がしました。
テレビや資料で見るより、やっぱり本物を見るっていいですね。

何もない所には、日本を動かした歴史があった……。

そんなこっ恥ずかしい事を思ったGWの出来事なのでした(笑)