「 灯台下暗し」と言うわけではないけれど、意外と近場過ぎて見逃している逸品もある。
桑名市博物館。たぶん、地元でも「え?桑名に博物館あったの?」って言う人もいるんじゃないかな?実際、うちの娘はそうだったんだよね(苦笑)
桑名市の中心地にひっそりと佇む小さな博物館。正直なところ「公民館?」って外観でした。
だけど、ここには歴史好きな人なら必ず知っている逸品があるのです。
「妖刀村正伝説」で有名な村正の短刀が展示されています。
村正が桑名で活躍した刀工なのは、桑名市民のちょっとした自慢(笑)
写真で撮るのが難しいけど、素人目に見てもきれいな短刀です。
桑名市博物館では現在「刀剣セレクション3」が開催されていて、写真は撮れないけど計6点の刀剣が展示されています。
刀って始めてみたけどめちゃめちゃ綺麗ですね。包丁やナイフなどの刃物とはなんか違うんですよね。この刃紋のせいなのかな?引き込まれる感じが半端ないです。
これはちょっとハマりそう。
刀剣セレクションの他にも秋季企画展「秋、ものや想ふ―中世もののふ物語をそえて―」が開催中。
こちらは、秋にちなんだ絵画が展示されています。
こないだ三重県立美術館へ行ったときに思った「芸術って正直よくわからんよね…」ってイメージがあったけど、桑名市博物館はちゃんと手が打たれてました。
こどもチャレンジシート!(笑)
受付でこのシートを渡されたときは「え?ボク大人なんですけど(笑)」って思ったけど、シートにもちゃんと「大きなお友達も歓迎!」って書かれてたので頑張ってみることに!
作品の一部が写されたヒントから何番の作品なのかを探すゲーム。
これが意外とバカに出来ないのです。このシートのおかげで、思ったより作品をじっくりと見ることが出来ました。ぼーっと見てたら気が付かなかったと思うけど、「へぇ、こんなものが書き込まれてるんだぁ」って。
ただ……けっこう難しい(汗)
他にも参加している大人の人がいたけど、その人はギブアップしてた(笑)
クリアするとポストカードがもらえました。
美術品は子供だと途中で飽きちゃうこともあるだろうけど、このシートがあれば子供たちも最後まで楽しめそうです。
やるな!桑名市博物館!
今回の桑名市博物館。田舎の小さな博物館だし、正直あんまり期待していなかったけど、実際に訪れてみると満足感は三重県立美術館などと遜色なかったような。いや、それ以上かも。
来館者も平日なのにけっこうたくさんいたのだけど、その理由も少しわかるかも。
桑名市さん、もっとアピールすればいいのになぁ。
来年はじめには刀剣セレクション4,5とまだ続くようなので、また来てみよっと。
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【桑名市博物館】
HP:https://www.city.kuwana.lg.jp/shisetsu/bunka/005.html
所在地:桑名市京町37-1
電話番号:0594-21-3171
開庁・開館時間:午前9時から午後5時まで(入館時間は午後4時30分まで)
閉庁・休館日:毎週月曜日、展示入替期間