2014年12月15日月曜日

全国そろばんコンクール エピーソード2

ども。おーはしです。

年に一度の全国そろばんコンクールで見事に学年別で1位を獲得し、A君にリベンジを果たした長女。(詳しくはこちら→エピーソード1

段位では長女を上回るA君になぜ勝つことが出来たのか?



キーワードは「ゾーン」でした。

ゾーンとは、極限まで集中できている状態で、よくスポーツ選手等が「ゾーンに入っていた」と表現することがあります。ゾーンに入っていると、ボールが止まっているように感じたり、相手の動きが手に取るように分かったりするそうです。

先日のATPワールドツアーファイナルの1次リーグ最終戦「錦織圭vsフェレール」戦の時に、解説の松岡修造さんが「圭がスーパーゾーンに入っている」と実況して話題になりましたね。

コンクールが終了し、帰りの車の中で長女が言いました。

「お父さん、私、今日ゾーンに入っていたかも」

ははは……。そりゃ、念願の1位を獲得して、興奮してるからね……。
一流選手でもなかなか体験出来ないゾーンに、そんなに簡単に入れるわけ無いよ。
やっぱり、なんだかんだ言っても、まだまだ小学生だねぇ(笑)

なんて思っていましたが、詳しく聞いてみる、ひょっとしたらゾーンに入っていたのかも!?と思えてきました。

競技前は、今までに無いくらい緊張していたそうです。ゾーンとは真逆の状態ですね。
だけど、開始直後から一気に集中が高まり、まわりの雑音や人の気配もはっきり分かっているのだけど、まったく気にならない状態に。
さらに、頭の中で考えなくても指がソロバンを弾く感覚になり、次から次へと指が動いたのだとか。
競技中も普段と違う感覚に気が付いていたけど、気持ちが高まるわけでもなく、シンと静かに落ち着いた状態で、とても時間が長く感じたそうです。

結果として、自己最高点を叩きだしての1位獲得でした。

長女自身も今までに体験したことのない不思議な感覚だったと言います。

半端な事をやっていては体験することのできない「ゾーン」を小学6年生にして体験できたかも知れない長女。
我が娘ながら感心させられます。

でもね。長女よ。
忘れてはいけない。自分をここまで高めることが出来たのは、A君と言うライバルが居たからこそ。
人間、一人ぼっちでは成長できないのだよ。


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