昨日訪れた名古屋市科学館で、おとーさんが一番興味がひかれたもの。
→科学に触れる秋 - 名古屋市科学館
トルコでチャイ(お茶)を運ぶ際に使用されるお盆だそうです。
このお盆の何にそんなに興味がひかれたのか?
この日のサイエンスショーのテーマは「まわる まわる」
つまり、「まわるものは安定している」をテーマにショーが進みました。
最初は、コマや皿回しを題材に「ジャイロ効果」についての実験
続いて、「水をバケツにいれてグルグルまわす」の実演で遠心力についての実験。
これは、おとーさん世代にはドリフのヒゲダンスでおなじみですね。
サイエンスショーでの写真も動画もないので、YouTubeから動画を借りました(汗)
と、ここまでなら何てこと無いショーです。
この遠心力を説明するのに登場したのが、冒頭のトルコのお盆です。
これも動画がないので説明が難しいですが、このお盆にお茶を乗せて、先端の丸い輪っかを持って運ぶと、雑に歩いてもお茶がこぼれないと言うもの。
う〜ん。やっぱり映像が無いと感動が伝わらないかも(泣)
本当にお盆をブラブラ振りながら歩いてもこぼれないんです。
で、よくよく考えてみたら、お蕎麦屋さんやラーメン屋さんが出前で使う、バイクの後ろについているオカモチを乗せる台と同じ原理なんですね!
あれも、オカモチが一点で吊るされていて、振動や傾きに合わせてオカモチが揺れます。
遠心力のおかげで、中の丼ぶりからスープがこぼれないと言うわけ。
これに気がついた時、僕の中で「おぉ〜〜〜!!すげぇ〜〜〜!!」ってなりました。
ちょっと非現実的な科学が、実生活と結びついた瞬間でした。
この名古屋市科学館の凄い所がこれかも。
常設展示でも実生活と結びついて学ぶことが出来るものがたくさんあります。
この「遠心力」と「お盆」
簡単に自分でも作ることが出来そうです。
ふっふっふ・・・(ニヤリ)
来年の夏休みの自由研究のネタが見つかったかも(笑)