2018年4月30日月曜日

世界から猫が消えたなら

「死ぬまでにやりたい10のこと」を書いてみようと思ったけど……。

くだらない事ばかり書いてしまいそうなのでやめました。

実は昨日、久しぶりに本を読みました。
娘1号が高校のGW中の課題に使用するために学校の図書館で借りてきた小説です。
「死ぬまでに……」は小説の中で主人公が最初に書いていたので、ちょっと真似してみようと思ったんです(笑)

「世界から猫が消えたなら」 (著)川村元気


2012年に発行された小説で、2016年には佐藤健主演で映画化もされました。
映画化される時にはかなり大掛かりなプロモーションが行われていましたね。

30歳にしてガンを患った主人公。
突然現れた悪魔と「世界から何か一つ消すたびに、寿命が一日延びる」という奇妙な取引をする。時計、電話、映画……と世界から消して寿命を延ばしながら生きていく中で、自分の人生を見つめ直し、本当に大切なものに気づいていく。

そんなお話。

内容的には、まだ生きることや死ぬこと、人生について考える事を始めたばかりの中高生向けといった感じかもしれない。読みやすく、スラスラと展開していくストーリなのも、そんな狙いがあるのかも。

でも、40そこそこの僕が読んでも、「たまには人生について考えてみるのも良いかもね」って感じる良い内容でした。

この本。娘1号が学校の授業でみんなにプレゼンするそうです。
本好きの娘1号がこの小説を読んで、何を感じたのんだろ。
娘1号は寿命の代わりに何かを消してもいいと思うんだろか?

まさか、おとーさんを消してもいいなんて言わないよな〜。

明日僕が消えていませんように(笑)