今日は約3年ぶりの皆既月食が観測出来る日でした。
僕も仕事を定時で終えて、自宅で子供たちと一緒にスタンバイ。
初めての月の撮影に悪戦苦闘しながら、月をパシャパシャ。
大きな三脚を持っていないので、コンデジ用の小さな三脚を駆使して撮りましたが、やっぱり難しいですね。
子供たちも、普段の三日月とは違う月の欠け方に、ちょっと感動してくれていました。
そして、いよいよ皆既月食が始まろうかという頃に、雲が流れてきて……。
……。結局、約1時間続いたはずの皆既月食のほとんどが雲に隠れて見えない状態でした(泣)
それでも、子供たちと一緒に「もうすぐ見えそう!」「あぁ、また雲が来たぁ」なんて言いながら空を眺めているのも楽しい物でしたけどね。
なんとか雲の切れ目から撮影出来たのは一枚だけ。
部分月食の時は、黄色く輝いていた月が、何とも不思議なオレンジ色に。
僕も子供たちも初めてまともに皆既日食を見ましたが、自然が創りだす風景に感動しました。
次女は学校で「今日は月を見ましょう」と言われていたようですが、ただ見るだけではつまらない!
って事で、いろいろ調べていたら国立天文台のホームページに「皆既月食観察記録表」なるものが公開されていました。
なかなか良い観察記録表が書けたようです。
記録をつけることで、ただ見るよりも熱心に見ることが出来たようで、この記録表を利用してみて良かったです。
ちなみに、次回の皆既月食は、2015年4月4日です。
ただこの日の皆既月食は13分しか続かないそうですが……。
さて、月食もそろそろ終わろうかという頃になって、やっと雲が晴れてきたので、あと何分かで月が元に戻る頃に、次女と一緒にもういちど月を見に行きました。
そんな月を見ながら次女が一言。
「月って”面白い”ね」
「綺麗だったね」「すごかったね」ではなく、「面白いね」と。
この感性を大切にしてあげなきゃ。
と、思った満月の夜でした。